コントラバス含アンサンブルを録音する機会があったので、KSM141で録音させてもらった。
距離3 m、高さ2 m、マイク間隔40 cm、無指向性のAB。受けはDR-100。
距離でいうと一般的にはオフマイク設定になるようだが、弦を弾く空気の圧力のようなものまで録れていたし、ヘッドフォンで聴く限りは生音と遜色ない程度に低音を拾えていた。
以前似た環境でC391Bで録ったことがあったが、満足できなかった。
たぶん指向性マイクの特性上、オフでは低音が減衰が激しいからだと思う。
それから391に比べてS/Nが一つ頭抜けているので、弱音の時に音の質感に差が出る。
最新機種ではないものの、自己ノイズが低いのを売りにしているだけのことはある。(とはいえAKG 480の方がS/Nは良いみたいだが)
気になる点が一つあるのだが、音色が少し明るめに振ってあり、完全ニュートラルではない気がする。
ただNT4ほど不自然ではない(あっちはまさにギラギラ)のでそれほど気にはならないけど。
しっとりした音が欲しい時はイコライザで調整すれば何とかなるかなぁ…
C391B(指向性):ちょっとくすんだ音色。解像度はそれほど高くない(カプセルの劣化?)
KSM141(無指向性):明るく開放的な音色。S/N解像度共に高い。レンジも十分広い。
指向性と無指向性を比べるのもちょっと…ですが、個人ブログだし、まぁ参考まで。
距離3 m、高さ2 m、マイク間隔40 cm、無指向性のAB。受けはDR-100。
距離でいうと一般的にはオフマイク設定になるようだが、弦を弾く空気の圧力のようなものまで録れていたし、ヘッドフォンで聴く限りは生音と遜色ない程度に低音を拾えていた。
以前似た環境でC391Bで録ったことがあったが、満足できなかった。
たぶん指向性マイクの特性上、オフでは低音が減衰が激しいからだと思う。
それから391に比べてS/Nが一つ頭抜けているので、弱音の時に音の質感に差が出る。
最新機種ではないものの、自己ノイズが低いのを売りにしているだけのことはある。(とはいえAKG 480の方がS/Nは良いみたいだが)
気になる点が一つあるのだが、音色が少し明るめに振ってあり、完全ニュートラルではない気がする。
ただNT4ほど不自然ではない(あっちはまさにギラギラ)のでそれほど気にはならないけど。
しっとりした音が欲しい時はイコライザで調整すれば何とかなるかなぁ…
C391B(指向性):ちょっとくすんだ音色。解像度はそれほど高くない(カプセルの劣化?)
KSM141(無指向性):明るく開放的な音色。S/N解像度共に高い。レンジも十分広い。
指向性と無指向性を比べるのもちょっと…ですが、個人ブログだし、まぁ参考まで。
初めまして。
返信削除KSM141のレビューを探していたら、このブログを見つけました。
現在録音で使えるメインマイクを購入するために色々検討しているのですが、KSM141が気になっています。
AKG480シリーズを単一・無指向と揃えたかったのですが、予算オーバーでしてKSM141が音色的に気に入れば購入したいと考えています。
ただレンタルもやってなければ、レビューも少なくて…
オーケストラや吹奏楽に使用した事があれば、感想を教えていただけないでしょうか?
使用用途としては、ホールでのアンサンブルや吹奏楽・クラシック・ビックバンド、たまに体育館での録音を考えています。
よろしくお願いします。
どうもコメントありがとうございます。
返信削除実はまだブログには載せていませんが、先日C480bを購入しています。
かなり私と近い趣向の方ですね。
C480bのインプレは近日中に書きますのでそちらを見てください
ブログ遡っていただくと、安いマイクからいろいろと試しています。
私は基本的にオフマイク気味かワンポイントステレオ録音でしか使っていないことを前提に聞いてもらいたいのですが、KSM141は豪州産のアレやAKGのちょっと安いアレのように中高音がギラギラしていたり、情報量が物足りない、ということはありません。
私が試した中では割とフラットで情報量も十分あります。
ただし、C480bと比べると若干音色が明るいです。
好みの問題ですが、そのほんの少し華やかになる傾向が、弦より声楽とか金管に向くのかなと思います。
(弦楽器の音の伸びのようなものも十分捉えていると思うので、向かないことはないと思いますが)
10人程度室内楽(?)を公民館の練習室で無指向性でワンポイントステレオ録音した時は、マイクから遠い楽器の音色もしっかり捉えていたと思います。
Youtubeなどでは声楽やオケのメインマイクとして使っている動画を見ると、確かに若干明るめの音に感じます。
当然上を見ればもっといいマイクはあると思いますが、ペア5万円以下のマイクを買われるよりは一段レベルが上がるのは確実だと思いますよ。