萩原麻未ピアノリサイタル

初めてピアノリサイタルに行った。

同郷の方なので一度聴いてみたかった。

大阪いずみホールの通路傍のやや左より。両手の動きもよく見えるベスト席だった。
平日のコンサートなのに小学生がちらほらいる。教育に金かけてますね。

この方、写真で見るよりスリムで、パッと見はピアニストに見えない。
しかし椅子に座った瞬間から音楽家に豹変する(ように見えました)

前半は割と静かな曲。
休憩時間に隣の人が1音目からすごいとか弱音が凄いとか言っていた。
私は初めてなので良く分からないが、ピアノ業界の人たちでは多分そうなのだろう。
弱音に限ればバイオリンやギターの方が美しいかなと感じた。ピアノは構造が複雑すぎるのかもしれない。

後半は割と力強い曲が並ぶ。
ピアノが揺れるほどの弾き方。
ギターなんかと違って弾きミスも少ないし。安心して音楽に没入できる。
いずみホールが直方体の空間なので残響が長すぎ、音数が増えてくるとごちゃごちゃに聞こえるのがちょっと気になったけど(萩原さん本人のせいではないですが)

聴こえてくる”音”のことばかり言っていますが、演奏は素晴らしかったです。
機会があれば次も行ってみたい。

フォーレ:ノクターン第1番変ホ短調Op.33-1
フォーレ:ノクターン第4番変ホ長調Op.36
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ドビュッシー:喜びの島 
ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ジェフスキー:ウィンズボロ・コットン・ミル・ブルース

ドビュッシー:「前奏曲集第1巻」より亜麻色の髪の乙女

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