秋の散財祭り〜ムービー雲台三脚セットがやってきた

昨年秋にマンフロットのトラベル三脚Befreeを購入してから屋外で何度か使ったが、感想を一言でいうなら「予想以上に不安定」(個人の感想です)。特に足を伸ばしきるとブレるブレる。
動画雲台(701HDV, 830 g)を乗せるとますますフラフラ。
それから動画に凝り始めて水平レベラーが重要だと認識したのだが、意外に値段が高い。比較的安いスリック謹製で4k円くらい。そして200 gの重量up。ますます上が重くなってBefreeではバランスが悪い。

不安定な基礎の上に建物建てても仕方ないよなぁと思い、調べているうちに型落ちで安くなったこれをポチってしまました。
Manfrotto TR755CX3+HD701HDV+MBAG80PN
マンフロットは円高等で去年値上げしたから一時期は70k円もしてたのね。
Yカメラで50k円、1割ポイント、あうwallet5%、重複する701HDVを売りとばしたら実質30k円強でカーボン三脚と10k円相当のゴルフバッグが付いてくるという。


そして到着。箱はデカいが軽い。

ついにカーボン三脚に手を出したか…沼です沼。

どう考えてもマイクロフォーサーズには過ぎたるものです。
縮長もBefreeの約40 cmに対して約80 cm(雲台外せば60 cm強)と当然ながら大きい。(BefreeもA4書類入れる仕事かばんにはぎりぎり入らないのが悩みだったわけだが)

三脚にデフォルトで水平レベラーがついているのものもよい。
簡単に水平出しは…しづらくはないが、グリス塗りまくってるし、水平調整ネジが右回りで緩むのは何とかして欲しい。でもやっぱりレベラーあると便利。


それからBefreeだと701HDVをパンした時によく接合ネジが緩んでいたのだが、TR755CX3はイモネジ3カ所で固定する構造。三脚〜レベラー〜雲台までネジが緩む心配をしなくていいのは精神衛生上安心。ただし755CX3はほぼ動画専用台になってしまうんだが。


バッグもクッション入りで必要以上にしっかりしている。カーボンは傷に弱いらしいのでバッグは確かに安心。
中に余裕があるので何か所かポケットと外に持ち手が欲しいところだが、贅沢は言いますまい。ただ持ち運んだ先でのバッグの嵩張りっぷりが想像に難くないんですが。


それにしても755cx3ってネットであまり評価が無いのね…
ま動画三脚なのにねじれに強いとは言えないシングルチューブだし、レベラーのお釜が50mmで小さいから滑りやすいとかあるから、本格的な動画三脚じゃないんだろうけどね。


肝心の使い勝手だが、軽量のDMC-GX7ごときではパンしてもねじれません。ただし三脚ごと動きます。軽量カーボン三脚バンザイ! (左手は沿えましょう)



というわけで開封の儀だったわけだが、ある程度の金額を出してしっかりした作りの工業製品を手に入れると、意味も無く触ってにやにやしてきます(笑)
センターポールが横に倒れるわけでもなく、足を1本取り外して一脚になったりするわけでもなく、レベラーが標準装備程度のベーシックな三脚だけど、シンプルだからこそ長く使えそうです。

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