Panasonic Leica 12-60mm F2.8-4.0は12-35mm F2.8の代わりになるか?

今まで使ってきたメインレンズである12-35mm F2.8(Type1)、PL 12-60mm F2.8-4を手に入れたので手放そうと思っていた。ところが先日の通り、パナライカの望遠側の描写が引っかかるので、撮り比べしてみた。

25 mmくらいまでの広角は正直、12-35, 35-100mm/F2.8のXレンズ(Type1)と変わらない描写なので、望遠側で比べてみる。

まずはPL 12-60mm と12-35mmを35mm, F4.0に揃えて、中心部を等倍で。

防鳥ネットや稲穂の描写は分かりやすい。


次にPL12-60mmと35-100mmを60mm F4.0に揃えて、中心部を等倍で。



望遠端なんて等倍表示しなくても明らかに差が分かるんだよなぁ。

あまりに納得いかないので、淀の展示を触らせてもらったし、パナソニックセンターでレンズを1泊2日で借りて運動会でも試したが、傾向は同じ。

パナソニックセンターで聞いてみたが、「3倍ズームの真ん中と5倍ズームの望遠端を比べると、やはり5倍の分が悪いです(要約)」と。

最新のPLの方が手ブレ補正が強力だったり、マクロ性能が良かったり、ズームした時の絞りの変化がスムーズだったりと動画に最適にはなっているメリットはある。(ビルドクオリティは圧倒的にPL)

しかし12-35mmは F2.8開放でやや甘くF3.5に絞ってからが本番なので、PL12-60mmのF4.0開放で描写が甘かったら買った意味が(個人的に)ない。

というわけで、PLレンズを早々に手放した。
以上、ネットの評価は玉石混淆なので自分で試すのが一番という話。

(ちなみに私はアンチパナソニックではない。正直カメラ本体はパナしか持っていない(GH5,GH4, GM1s, GF1))

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