幼稚園・保育園の謝恩会で流す動画を作ってみた その4 編集

諸事情によりかなり空いてしまいましたが、4回目です。
ちなみに蘊蓄を長々と書いていますが、完成動画は当然ながら出せません。悪しからず。



さて、素材が揃ったとして編集がというと、写真のようにたくさんのハウツー本があるわけではないので、自分で試行錯誤するしかない。
Youtubeなんかで上手い作例もたくさん出ているので、参考になる。(といっても卒業・卒園の思い出動画は顔出しNGなので作例はほとんどない)



備忘録的に手順をまとめる。

その1:ハードはiMac 2017
4k 30p動画ならcore i7第7世代なら何とか編集できる。つまりマシンパワーが低い環境なら、動画係は引き受けない方がが無難。FHDなら最近のノートPCでも大丈夫だろうけど。

その2:ソフトはFinalCutProX
Mac標準のiMovieでもおそらく十分なんだけど、レイヤーや字幕に制限があること、PCMレコーダーで別録りの音と画の同期がしやすいようにFCPXを選択。
FCPXは3.5万円買い切りなので、今ならDaVinci Resolve 16のフリー版でもいいのかもしれない。Adobeは月払いなので却下。

その3:各学年毎に1つのプロジェクトを作成
当初の予定では15分なんだが、長時間編集に慣れていないのと、動作を軽くするために1学年1分単位でプロジェクトを作り、その中で編集することにした。


その6 素材貼り(子供)
とりあえず時系列(春夏秋冬)に素材を貼り付けて不要部分をどんどんカットしていく。
ここで鉄則は
〇できるだけたくさんの子が映っていること(できれば全員がベスト)
〇わが子はほぼ映さない(くらいでちょうど良い)
〇動画らしく、体操やかけっこなど動きがある画が良い(卒業アルバムとの差別化)
です。


その7 素材貼り(先生インタビュー)
先生のインタビューも1分程度でまとめる。
複数の先生の場合内容が重なってくることが多いので、できるだけ違う答えの返ってくる質問を用意すること。
あとはやはり音声の聞き取りやすさには注意。編集レベルではイコライザーで声を聞き取りやすくする。


その8 細切れだったプロジェクトを1つにまとめ全体の流れを把握する
結局長くなってしまうんだよね。
学年間でも似たような素材はどんどんカットしていくこと。


その9 細切れのプロジェクトに戻りBGMを載せてみる
BGMを載せて小節ごとに絵をどんどん切り替えるとテンポ感アップで見やすくなる。
話の途中でカットしてもそれほど違和感も少ない。


その10:BGMどうする?
BGMは子供たちの歌を使うと決心したので、安易な卒業ワードの散りばめられたJ-POPは使わない。
BGM無しも選択肢としてありかなと。


その11:BGM無しの場合の注意点
問題はBGM無しの場合。どうしても視聴者は声を聞きに行ってしまうので、カット編集のテンポが悪いし尺が長くなる。ある程度話しの意味が分かるカットにしないといけないと(個人的に)思う。



その12 オープニング、エンディングを入れる(ここ重要)
企画段階から考えておかないといけない最重要要素。
園舎の全体イメージ、教室の様子などは欲しいところ。
エンディングとして卒園前の子供達の出発、旅立ちを思わせるカットを入れる。



以下、チェックしては不要部分のカットなど修正を繰り返して完成に近づけていきます。






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